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大学生がコンビニエンスストアの商品を開発したというニュースを以前お伝えした事がありますが、今度は高校生です。みんなで協力し合い働くことの楽しさを学ぼうと、高校生たちがコンビニの商品開発にチャレンジしました。
これは、県内のコンビニエンスストアが企画したもので、若者が働く意欲と自立心を持ち、生きがいを持って働く「グッジョブ運動」がもとになっています。
今回、名護市の北部農林高校の生徒たちがチャレンジしたのは自ら育てたブランド豚「チャーグー」やパッションフルーツを使った商品の開発です。
自分の商品アイデアを人に伝えたり、加工や流通の方法を話し合ったりするなど、社会人の仕事に触れるのはこれが初めてです。生徒達のリーダー知念君は「最初はバラバラで、みんな言いたいことばかり言ってまとまらなかったですけど、どんどんチームワークというのが芽生えてきたのか、まとまるようになりました。ひとつのものに集中して取り組んで新しいものを作るということにすごく楽しみを感じるようになって、日頃の学校生活でも色んなものに取り組んでみようという意欲が前より出てきました」と話していました。
生徒達を指導した教師・東江さんは「生徒たちの職業観、今後の学校生活でもかなり活きてくるんじゃないかということで、やってよかった」と話しています。
北部農林高校が開発したのは「チャーサンバーガー」と「ガールズパッション」。また中部農林高校と南部農林高校の2校の開発商品も順次発売される予定です。