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2月6日、国頭村の村道で交通事故にあったとみられるヤンバルクイナが見つかり保護されたものの、数時間後に死にました。
2月6日朝8時ごろ、国頭村楚洲の村道沿いでヤンバルクイナのオスの成鳥が倒れて、動けない状態だと車で通りかかった人から通報があり、保護しましたが数時間後に死にました。ヤンバルクイナは内臓で出血していて交通事故にあったとみられます。ヤンバルクイナの事故死は2011年に入って初めてです。
ヤンバルクイナの交通事故の件数は2010年は33件で過去最多でした。やんばる野生生物保護センターの福田真自然保護官は「去年は雨が多かったため、餌のミミズなどが道路側にも出てきて道路で餌を取ることに慣れたヤンバルクイナが増えたのではないか」と話しています。
4月から8月にかけて繁殖期にはいるため、車の運転には注意してほしいと呼びかけています。