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琉球王国時代に作られた螺鈿の琉球漆器を紹介する展示会が、2月10日から首里城で始まりました。
この企画展は、伝統工芸を通して琉球王朝文化を紹介するもので第4弾の今回は宝石のような美しさの螺鈿細工がほどこされた琉球漆器13点が展示されています。
螺鈿細工は夜光貝の裏側を剥がして薄く削り、様々な模様に切り取って貼り付ける技法で、琉球王国時代には中国皇帝や徳川将軍に献上されたといわれています。
今回、展示されている黒漆雲龍螺鈿盆は、ほぼ同じものが、中国の故宮博物館におよそ200枚ほど保存されています。展示は4月22日まで首里城で開かれています。