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東村高江区のアメリカ軍のヘリパッドの建設予定地は8日も騒然としました。

昼前、建設反対を訴える人々の倍の人数で現場に来た沖縄防衛局の職員らが、建設現場に入り森林の伐採を進めました。7日に続き、8日も防衛局員らおよそ90人が二手に分かれて住民らが監視する二つのゲートに迫り、1ヵ所では伐採を、もう1ヵ所では10トントラック1台分の土のうを搬入しました。

この土のうはヘリパッドの建設予定地に重機が到達するための3キロの道路整備に使うものです。また、15人ほどの作業員が入った予定地からは木を伐採するチェーンソーの音があたりに響いていました。

住民らは「高江区の生活も森の生態系も破壊される」と危機感を強めています。

沖縄防衛局は希少生物の繁殖期に当たる3月から6月は作業をしない方針のため、2月中は重点的に建設を進めるとみられており、9日以降も緊迫した状況が続きそうです。