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去年10月、17歳の少女を含む6人が死傷した風俗店火災で、県警は12日午前、ビルの所有者と火災で死亡した店長を書類送検しました。

去年10月に那覇市辻の風俗店が全焼した火災では、17歳の少女を含む従業員2人と当時49歳の男性店長の3人が死亡したほか、店にいた従業員3人がけがをしました。

その後の調べで、死亡した店長が避難訓練を実施していなかったこと、ビルの所有者も火災報知機の電源を切ったままにするなど、消防設備を適切に管理しなかったことが明らかになりました。

このため県警は、店長ら二人には従業員が逃げ遅れて死亡した責任があるとして、12日午前10時、業務上過失致死傷の疑いで書類送検しました。

ビルの所有者の51歳の男性は、この火災以前に火災報知機のベルが鳴った際、電源を切ったと話していて、容疑を認めているということです。