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障害のある人もない人も社会の中で平等に生活し、安心して暮らせることを目指す「県・障害者権利条例」の実現を訴える3万1千人を越える署名が集まり、31日に仲井真知事に手渡されました。
「県障害者権利条例」は県内の様々な障害者や支援者らで作る市民団体「障がいのある人もない人も、いのち輝く条例づくりの会」が実現に向けておよそ3年前から活動を続けています。
今回の署名は活動の総仕上げとして去年4月から始まり、メンバーの代表が30日までに集めた3万1371人分の署名を仲井真知事に手渡しました。
署名を受け取った知事は「障害者問題は公約にも掲げているので早期に実現したい」と答えていました。
条例では、社会の誤解や差別、偏見を背景にした不平等の実態を改善するために普段の地域での生活や医療、政治活動など様々な場面に応じた権利の整備を求めています
このあと県民広場では関係団体や支援者が集会を開き、参加者らは条例の実現に向けて取り組んでいくことを確認しました。