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嘉手納基地周辺では12日朝から即応訓練に伴う戦闘機の激しい騒音に包まれています。周辺自治体は訓練の中止を求める抗議文をアメリカ軍に送りました。

アメリカ軍は嘉手納基地で9日から基地が攻撃された場合などを想定した即応訓練を実施。訓練には嘉手納基地所属のF-15戦闘機をはじめ、韓国のアメリカ軍基地からF-16戦闘機12機も参加し、12日午前7時半ごろから激しい騒音を撒き散らしながら次々と離陸しました。

このため嘉手納基地周辺の自治体でつくる三連協は、11日の幹事会で決定した抗議文を12日朝、嘉手納基地司令官に送りました。

抗議文では「迎撃ミサイルPAC3部隊の配備や日米共同訓練、深夜早朝の離陸による騒音被害、パラシュート降下訓練などの実施で基地負担の軽減とは程遠い状況だ」と訴えています。そして「今回の訓練は明らかに騒音が激化するもので、負担軽減に逆行するものだ」と抗議し、訓練の中止を要請しています。