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国の天然記念物、オキナワトゲネズミが3日に続き、9日にも捕獲されました。しかし、捕獲した4頭のうち1頭は死にました。ごく近い将来に絶滅する危険性が極めて高いとされるオキナワトゲネズミは、3日、30年ぶりに生きた個体で捕獲され話題になっています。
WWFジャパン、世界自然保護基金が引き続き調査した結果、9日に新たに幼獣を含む4頭を捕獲。ヤンバルで現在も繁殖していることを確認しました。しかし、このうちメスの幼獣1頭が、罠の中でヒメハブに咬まれて発見され、獣医師のもとへ搬送中に死にました。
WWFジャパンは、罠は一旦、生き物が入るとふたが閉まる構造で、2種類の生き物が一度に罠にかかることは想定していなかった。ショックを受けているとコメントし、原因を詳しく調査するとしています。捕獲されたオキナワトゲネズミはすぐに自然に放されました。