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400年の歴史を持つ日本の伝統演劇、歌舞伎を解説付きで分かり易く上演する鑑賞教室が14日から国立劇場で開かれます。
国立劇場では日本の伝統文化に親しんでもらうために1967年から親子や学生を対象にした歌舞伎の鑑賞教室を開いていて、初めて沖縄でも開催されることになりました。14日から始まる演目は芦屋道満大内鑑「葛の葉」。男に命を助けられた狐が人間の女に姿を変え、その男と幸せに暮らしている場面から物語が始まります。
上演前には見どころなどの解説があり、耳で聞くだけでは難しい言葉や言い回しも字幕を通して理解することができます。第二場、素性をあかし子どもを残して森へ帰ることを決意した狐が、霊力を現しながら悲しみに暮れるシーンは、数々の演出が凝らされまさに見どころ満載。歌舞伎鑑賞教室は、15日からの開催です。