※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
News Photo

嘉手納基地では13日も即応訓練が行われ、周辺の住宅地域が爆音に包まれました。即応訓練には13日も嘉手納基地所属のF15戦闘機をはじめ、韓国のアメリカ軍基地からF16戦闘機12機も参加。午前7時半ごろから次々と離陸しました。このため嘉手納町では午後5時までに70デシベル以上の騒音が131回、90デシベル以上が30回、午前8時18分には102.5デシベルの爆音が観測されました。

訓練は早朝から深夜までひっきりなしで、戦闘機から出される爆音と排気ガスの臭いに周辺住民は憤っています。住民の男性は、「やめてほしい。なんとなかならんのか、本当にどこかへ行けばいいのに」と憤り、小さな子どもを抱いていた女性は、「けっこう防音工事もやっているのだけれど、小さい子が昼寝していても起きちゃって、寝起きも悪くなって」と話していました。

嘉手納基地周辺の自治体でつくる三連協は、きのう12日の朝、基地司令官に抗議し、訓練の中止を求めていますが、アメリカ軍はあす14日まで訓練を続ける構えです。