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県立高校の合格発表が13日、一斉に行われ、1万4000人余りが喜びの春を迎えました。このうち那覇市の真和志高校では、午前9時、掲示板に合格者の番号が張り出されると大きな歓声が上がり、友だち同志で喜び合う受験生たちの姿が見られました。

中でもクリエイティブアーツコースは写真甲子園の全国大会連覇やマンガ甲子園での活躍で競争倍率1.85倍の狭き門。合格者の喜びもひとしおのようです。合格した受験生は、「もう天にも昇るような気持ち」、「どんな気持ちかわからないくらいパニくってます」などと感激してました。また、真和志高校のクリエイティブアーツコースを受験した理由について「写真で有名だから自分も一番を取ってみたいと思って」と、生き生きとした表情で話していました。

県内では60校の一般入試で合わせて1万4351人が合格。一方、定員に満たなかった51校98学科では2次募集が実施されあす14日から願書を受け付けます。

一方、夜間中学の卒業生も揃って合格です。戦中・戦後の混乱で学べなかったお年寄り達の学び舎、珊瑚舎スコーレを卒業し、泊高校の通信制や夜間の定時制を受験した5人全員が合格。抱き合って喜びを分かち合いました。

合格者の一人は、「もう最高。ずっと思いつめていたからね。」と喜び、別の合格者も「いやー、もう頑張るよね。あー、もう涙が出る。」と、感激していました。4月からは晴れて高校生、新たな学びへの挑戦が始まります。