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消防の救急搬送で受け入れ先を探して病院に何度も問い合わせるケースが、2011年に入ってすでに175件に上っていることがわかりました。

宮里統括監は「天候が急激の急激な冷え込み等があり、お年寄りの方々が具合が悪いということで多発」と状況を話してます。

県によりますと1月に入って20日までに11の消防本部の救急搬送で、病院側に受け入れてもらうために2回以上問い合わせをしたケースは175件に上りました。この中では4回以上問い合わせたケースが16件あり、そのうち1件は7回目の問い合わせで受け入れ先が見つかったということです。

県の医務課によりますと、病院が受け入れを断った理由は「ベッドが満床」「処置中で対応できない」などとなっています。

宮里統括監は「南部に関してはぎりぎりの状態。連携を強め、救急が破綻させないように」と話していて、県は週明けに緊急の会合を開き、病院間の連携を具体的に協議することにしています。