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ベトナム産のガラス製品を琉球ガラスと表示して販売するのは不当表示だとして、琉球ガラス村グループが訴えられた裁判の初めての口頭弁論が19日、那覇地裁で開かれました。

この裁判は、県内のガラス製造業者ら7社が、ベトナム産ガラス製品を販売する琉球ガラス村グループに、琉球ガラスの名称の使用中止と損害賠償を求めているものです。

ベトナム産製品の琉球ガラスとしての販売は、2007年6月に公正取引委員会が不当表示にあたるとして排除勧告を出しました。

業者側は、製品にベトナム産であることを示すシールを張るなどして改善策を講じましたが、原告側は、いまだ沖縄産と誤認する恐れがあると主張。

これに対し琉球ガラス村グループは「琉球ガラスは沖縄由来の製法で作った製品で、生産地を示すものではない」と全面的に争う姿勢です。