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宮古島市上野の野原集落で、厄払い行事「サティパロウ」が22日夕に行われました。

「サティパロウは」毎年、旧暦12月の最後の丑の日に行われる伝統行事で、国の重要無形文化財に指定されています。

22日夕には、厄払いの神「パーントゥ」の面を付けた男の子を先頭に、クロツグの葉を腰と頭に巻いた女性が集落を練り歩き、太鼓やホラ貝と共に「ホーイホイ!」と唱え、ヤブニッケイの枝をすり合わせて厄を払いました。

また、厄が集まるとされる四辻では輪になって厄払いをし、最後はかつての村境に当たる場所で向こう一年の無病息災を願いました。