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異例となるヘリコプターを使った降下訓練となりました。アメリカ軍は4月21日午後、嘉手納基地上空でパラシュート降下訓練を2025年1月以来、3か月ぶりに実施ました。
塚崎記者は「午後4時15分です。米軍のヘリコプターから兵士が数人、パラシュートで嘉手納基地に降下してきます」と伝えました。
日本とアメリカが沖縄の基地負担軽減を定めたSACO最終報告では、パラシュート降下訓練は伊江島補助飛行場で行なうことになっています。
しかしアメリカ軍は、伊江島の滑走路改修を理由に2023年から断続的に降下訓練を嘉手納基地で行なってきており、県や基地周辺自治体の三連協は反発してきました。
今回の訓練は、午後4時すぎから兵士が断続的にパラシュートで上空から基地に降下する様子が確認されています。
また、今回の訓練では異例となるヘリコプターを用いています。
アメリカ軍などに訓練中止を申し入れていた三連協は「基地を抱える自治体として市民の負担軽減に努めていかなければならない。今後、協議し対応をする」とコメントを出しています。