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県内北部地域を中心に犬や猫の置き去りや遺棄が後を立たない問題について那覇市内の専門学生らがチラシを配る啓発活動を行いました。
県内では、ゴールデンウィーク期間中に飼い犬や猫の置き去り、遺棄が増加すると言われていて、野生化したペットがヤンバルクイナなどの希少生物への脅威となっています。
これを受け県などは、20年ほど前から啓発活動を行っていて、ことしもゴールデンウィークを前に那覇市の専門学生らおよそ100人が集まりチラシを配るなどして「捨て犬・捨て猫防止」を呼びかけました。
学生代表挨拶として沖縄ペットワールド専門学校1年生・浦田真実さん(18)は「犬にも感情があり、一緒に過ごす中でしつけに困ったり、かわいいだけでは飼い切れないときもあると思います。ですが、家族として迎えたからには責任を持って最後までお世話をしてほしいと思います」と挨拶しました。
県がおととしの年度(令和5年度)に捨て犬や捨て猫を保護した数は前の年度と比べ減ってはいるものの1066匹にまで上っているということです。