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相次ぐアメリカ兵による事件事故に抗議して、日米地位協定の抜本的見直しを求め、県内の労働組合のメンバーが21日の正午から座り込みを続けています。

座り込みには県内の30の労働組合からおよそ100人が参加しています。23日に北谷町で開かれるアメリカ軍によるあらゆる事件事故に抗議する県民大会の呼びかけも兼ねていて、座り込みは22日の正午まで続きます。

一方、大会が迫る中、県議会軍特委では県婦人連合会などから陳情のあった「アメリカ兵による少女婦女子への暴行事件に抗議する県民大会」について審議。

与党自民党は、この陳情は被害者が告訴を取り下げる前のものだったと、審議未了を主張しました。野党は、陳情の内容は23日の県民大会の趣旨に沿ったものであり、県議会として意思を示すべきだとして対立。

採決の結果、与党の賛成多数で審議未了となり、県民大会に対する与野党の認識の違いが現れる形となりました。