※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
平均年齢73歳の新入生150人が、学生生活をスタートさせます。4月17日・那覇市で県かりゆし長寿大学校の入学式が行われ、家族から祝福を受ける様子もありました。
かりゆし長寿大学校は、高齢者の生きがいのある生活基盤の確立と地域活動の担い手の養成を目的として県内に住む60歳以上を対象に、県が毎年開いているものです。
4月17日・那覇市で、2025年度の入学式が行われ平均年齢73歳の150人が式に臨みました。
新入生誓いの言葉で代表者は「この1年間大学校設置の趣旨に沿って学業に励み自己啓発に努めることを誓います」と述べました。
これからはじまる学生生活に胸を膨らませている様子の新入生たちの中には、家族から入学の祝福を受けている姿もありました。
最高齢の新入生・安里貞子さん(88)は「私たちの世代は戦争で勉強をしていないので、どれぐらいできるか不安ですけど一生懸命がんばります」と話しました。
新入生たちは、3つの学科に分かれ1年間専門分野を学ぶほかクラブ活動も行うということです。