経済情報やトレンドを詳しくお伝えする注目ビズきょうは住宅の省エネ対策について。
こちら気象庁が出している沖縄地方の6月から8月の平年気温です。気象庁によると、今年はこの平年気温より高くなると見込まれています。暑い日が続いて、エアコンが欠かせない夏がやってきますね。

気象庁によると沖縄の平均気温、6月「27.2」7月「29.1」8月「29.0」今年は平年より高くなる予報。
先月の早わかりビズでもZEH住宅についてお伝えしましたし環境に配慮することも大切ですよね。そこできょうは窓に注目しました!
山城アナウンサー「既存のアルミ素材の窓に、内窓をつけることで防音・遮熱などの効果が期待される「窓のリノベ」。家に住みながら家庭でできる省エネ対策として全国的にも注目されているんです」「冷房をつけているのになぜかムシムシする。実は、室内に入る熱の7割は窓からってご存じでしたか?もう一つの窓で暮らしがガラリと変わるかもしれません!」
YKK APショールーム 嶺井館長「沖縄だと今一番主流なのはアルミのフレームにガラスが1枚の組み合わせが一番多いです。金属なので熱の伝導率が高くてフレーム部分からも熱が入ってきやすい」
アルミ窓と樹脂窓のサーモ画像

実際にサーモグラフィーで見てみると外の気温が35度の日、アルミのサッシ部分は44度と高温に。
断熱性の高い特殊な窓を、既存の窓の内側に設置することで間にできる空気層が、熱の出入りをやわらげるとされ、冬場は逆に暖房であたためた室内の空気を逃がしにくくする効果が期待できます。
1窓あたりおよそ60分で設置可能のため手軽にできる省エネ対策として、ここ数年注目されているのです。
窓リノベ検討中 久志英次さん「築15年位になるんですが夏に暑くてエアコンをつけっぱなしにするじゃないですか、電気代も上がっているし、冬も寒くてもなかなか暖房をかけたくないのでいいものがないかなと」

戸建てに住む久志さん。物価高騰により光熱費の節約をしたいとショールームを訪れました。
窓リノベ検討中 久志英次さん「おお~すごいですね!違う違う」
防音効果に優れ、さらには二重窓にすることで防犯対策にも!今年、特に注目されているのにはこんな理由がありました。
YKK APショールーム 嶺井館長「国が出している補助金が今年がラストイヤーと言われていて」
おととしから国が進める“先進的窓リノベ事業”補助額は最大200万円で対象となる工事費などのおよそ半額が戻ってくる制度なんですが。

YKK APショールーム 嶺井館長「実は沖縄は補助金の活用率が全国ワーストです」
昨年度の補助金の申請実績を見てみると東京や北海道が1万戸を超える申請数に対し沖縄はというと32戸。ほとんど活用されていないのです。
なぜ沖縄で申請が少ないのか、細かな分析はされていませんが窓のリノベーションを考えているなら、今年が最適です!
こうした補助事業があることを知らなかったという人も多いかも知れませんね。
この窓リノベなんですが、補助事業に登録している事業者でないと補助金の申請はできないので実施する際は確認を忘れずに。

取材した企業では、施工費などを含めリビングなどにあるサイズの窓を設置するのに補助金が適応されて、7万5000円~16万5000円ほどでできるそうです。このようなすべり出し窓や勝手口などにも対応可能だそうです!
国が、この3年で省エネなどに対する大規模なキャンペーンを行っています。限りある資源を効率よく使ってほしいという思いが伺えますね。
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