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太平洋戦争末期、石垣島で捕虜になり、日本兵に殺害された3人の米兵を追悼する慰霊式が2025年4月15日、石垣市で行われました。

この慰霊碑に奉られている3人の米兵は、80年前の4月15日石垣島上空で撃墜された飛行士で、日本軍の捕虜となったあと、その日のうちに殺害されました。

この事件は、「石垣島事件」として市民の心に深く刻まれています。

4月15日、慰霊碑の前で行われた慰霊式には米軍関係者や石垣市民など、約30人が参加し、殺害された3人のアメリカ兵を追悼しました。

式典実行委員会織名安信委員長「私たちが先の大戦により学んだことは、戦争行為がいかに残虐であり人間を狂わせる行為であるかということと、平和がいかに尊いものであるということ」

参列者は、戦争の実相を風化させず不戦の誓いを、改めて確認していました。