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2025年3月21日に、那覇市が所有する「琉球家譜」と「琉球家譜関係文書」が国の重要文化財の指定を答申されたことについて知念市長は、「誇りになる」と述べました。
知念覚那覇市長は「まさに本市の誇りとなるものと大変うれしく思っております」と述べました。
2025年3月26日に那覇市役所で開かれた、定例会見で知念市長は、先週、国の文化審議会が市が所有する「琉球家譜」と「琉球家譜関係文書」を国の重要文化財の指定を答申したことに対して感想を述べました。
「琉球家譜」と「琉球家譜関係文書」は、市が1960年ごろから集めたもので、「琉球家譜」は王国時代の際に士の役職を持った45の家の系図となっています。また「琉球家譜関係文書」は、家譜に載せるための士の家族の出生や成人した際に王府に提出する文書となっています。
国の文化審議会は、「記録性と信頼性が高い文書で琉球王府の組織や行政王国の身分制度、東アジア系図文化を考えるうえで重要」と評価しています。
今回、指定されれば市が所有する重要文化財は3件目となります。市では、2025年7月4日から那覇市歴史博物館で「家譜」と「関係文書」などを特別公開する予定です。