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イラク戦争の帰還兵が25日、県庁で記者会見を開き、アメリカ政府は基地の整理縮小を求める県民の声にもっと耳を傾けるべきだと語りました。

会見したのはジョー・ウィラーさん。ウィラーさんは2003年、アメリカ陸軍の衛生兵としてイラクに派兵され、負傷兵の手当てに奔走しましたが、理由もなしに人を殺すことに疑問を抱いて上官からの銃殺命令を拒否。帰還後はPTSD外傷性ストレス障害に陥りました。

治療後、現在は反戦イラク帰還兵の会のメンバーとして活動を行っていて、25日の会見で「アメリカは民主主義の国。そうであれば、沖縄県民の声にもっと耳を傾け、県民がアメリカ軍基地の撤去を望むのであれば撤退するべきだ」と、述べました。

また、23日の県民大会を見たウィラーさんは、沖縄県民の平和運動が力強く行われており感激したと述べました。