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東京オリンピックのレスリングで銅メダルを獲得した県出身の屋比久翔平さんが、母校に選手団で着用していたブレザーを贈りました。

屋比久翔平さんは、浦添工業のレスリング部出身で2021年の東京オリンピック、レスリング・グレコローマンスタイルの77キロ級で銅メダルを獲得しました。屋比久さんは2025年3月19に日、母校・浦添工業を訪れ、開会式などで自身が着用していたブレザーを学校に贈りました。

浦添工業の知念俊一郎校長は「卒業した先輩が、成し遂げた偉業を広く知ってもらい在校生は、目標としてほしい」と感謝を述べました。その後、屋比久さんは、レスリング部員らと記念撮影を行ったり玄関にブレザーを飾られる様子を見届けました。

屋比久翔平さんは「何かしらの刺激が生徒たちに与えられるんじゃないかと思って寄贈を考えました。これを見て自分がかっこいい姿になるのを想像してもらえたらいいと思います」と話しました。

屋比久さんは、2025年4月から県内の高校でレスリングの指導者としてトップアスリートの育成を目指すということです。