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公正取引委員会は独占禁止法に違反する再販売価格の拘束を行った疑いがあるとして県内のスーパーなどにも商品を販売している会社に対し警告を行いました。
公正取引委員会から警告を受けたのはCGCブランドの商品を県内のスーパーにも販売している福岡市の「九州シジシー」です。
公正取引委員会などによりますと九州シジシーはCGCグループに加盟する九州地区や沖縄の小売業者に対して独占禁止法に違反する「再販売価格の拘束」を行った疑いが持たれています。
九州シジシーは小売業者に対し、少なくとも2021年4月以降、CGC商品を販売する際の下限売価を設定することの同意を得たり、小売業者がその下限売価未満で販売している場合、販売価格を下限売価以上に引き上げるよう要請したとされています。
公正取引委員会は「物価上昇局面にある中で生活必需品の商品において一般家計を直撃しかねない行為は誠に遺憾」としています。
警告を受けた九州シジシーは「警告を真摯に受け止め再発防止に努めます」とコメントしたということです。