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沖縄戦で焼失した中城御殿の復元工事現場で見つかった不発弾の処理作業が3月18日行われました。

今回見つかった不発弾はアメリカ軍が、沖縄戦で使用したとみられる長さ45センチ・重さ25キロの5インチ艦砲弾1発です。

那覇市によりますと、3月初旬、旧県立博物館の跡地に建設される「中城御殿」の復元工事現場で地中に埋まった不発弾が磁気探査で見つかりました。

処理作業は、3月18日午前10時から始まり自衛隊員が不発弾を耐爆容器に収め信管を破壊する方法で行われました。

「点火用意・点火」

不発弾の処理は作業開始からおよそ30分で無事に終了しました。現場では半径およそ25メートルの範囲が避難対象に設定されましたが、工事現場内だったため住民の避難や交通規制はありませんでした。