自動車レースの話題です。去年から沖縄で行われている自動車ラリーの競技。ことしは名護で開かれ、巧みなテクニックがファンに披露されました。
きのう雨の降る中行われた、TOYOTA GAZOO Racing(トヨタ・ガズーレーシング)ラリーチャレンジ2025のシーズン開幕戦。多くのモータースポーツファンが詰めかけるなか、今回、出場した36台が次々とスタート!
大会は、レース・クラスごとに分かれ設定されたコースを走行してタイムを競います。
名護市長「このやんばるの地そしてこの名護市の海岸からラリーがスタートするという風光明媚な地域からこのラリーが開催するという意義。これは大変重いものがあるというふうに思っております」
また、地元の人にレースの体験してもらうために入門者向けのクラスを設定し13台が参加し、安全に楽しむことができました。
ことしからは、やんばるの林間コースが設定され、参加したドライバーの精密なテクニックが必要とされました。観客に公開されたスペシャルステージでは、高度なハンドルさばきに多くのギャラリーが魅了。中でも注目されたのが、沖縄出身のプロドライバー翁長実希(おなが・みき)。
彼女は、FIA-F4(エフアイエー エフフォー)選手権の女性プロドライバーとしても活躍する実力者。
翁長は、この日オートマチックの車両で参加したものの見事なテクニックでコースを疾走しました。
翁長実希ドライバー「すごい楽しかったです。沖縄の林道というか峠を走ることが出来たので景色もやっぱり本土とちょっと違う景色、本当にいろんな人が手を振ってくれて、久しぶりに沖縄に帰ってきたんですけど、凄く沖縄を感じることが出来て楽しかったです」
この日、天候が悪い中、参加した全車が見事完走。多くの観客の前で歓喜を挙げました。
このレースは、このあと全国各地で開催される予定です。