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主にウリ科の植物に大きな影響を与えるセグロウリミバエが2024年から沖縄本島で確認されていることを受け、国はまん延防止のため4月から緊急防除を開始することを発表しました。

セグロウリミバエはウリ科やナス科の植物などに寄生する害虫で、植物を腐らせるなどの被害をもたらします。

2024年3月に沖縄本島で初めてセグロウリミバエが北部で確認され以降、本島各地で確認されていることを受け、国は4月14日から緊急防除を行うことを発表しました。

対象地域は本島の全市町村で、これにともないゴーヤーやきゅうり、パッションフルーツといった対象植物は、植物防疫官の検査で付着の恐れがないと認められた植物以外は本島外への移動ができなくなり、生産者のみならず、一般の県民や観光客も検査で認められていない植物の本島外への持ち出しなどはできません。

緊急防除の期間は2025年いっぱいですが、状況によって前倒しでの終了や延長の可能性もあるということです。