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不発弾の数は24発、重量は740キロを超えました。那覇新港の工事現場などで発見され水中で保管していた不発弾が、2025年3月12日の午後、爆破処理されました。

那覇新港の浚渫工事の現場などでは、2024年1月末から11月末にかけてアメリカ製の125キロ爆弾3発や旧日本軍の81ミリ迫撃砲弾とみられる不発弾など、あわせて24発・重量で743キロが見つかっていました。

2025年3月12日午前10時前に始まった処理作業では、自衛隊や消防、警察・市などの関係機関が現地対策本部を設置し、那覇ふ頭から沖合、およそ700mの地点を処理現場に設定したため、現場から半径300mが航行禁止エリアになり、半径3キロの範囲で入水が禁止されました。

濱元晋一郎記者は「波の上ビーチでは、不発弾の処理作業にともない遊泳が禁止になりました」

波の上ビーチには、入水を制限するカラーコーンとバーが設置され、訪れた人が残念そうな様子で眺めていました。

観光客は「残念なんですけど、毎月来ているのでたまにはこんなこともあるかなと」別の観光客は「(海に)足をつけようと思っていました。(入れなくて)悔しいです、ショックです。(今日帰るので)心残りです」

2025年3月12日午後1時に爆破処理され、安全などが確認されたことから、午後1時43分にすべての規制が解除されました。