※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
観光客の誘致活動の一つにリゾートウェディングがあります。県内では識名園や海など沖縄の美しい景色をバックに結婚式をするカップルも多いですが、沖縄では絶対に叶わない純白の結婚式です。
長野県にある中央アルプス標高2600メートルの雪山で結婚式を挙げたのは宜野湾市の大門達也さんと那覇市の安里友さんです。
新郎の大門さんが大学院時代、研究調査でこの駒ケ岳を何度か訪れていた時にこの純白の結婚式を知り、自分もいつかはと夢見ていたといいます。その熱い思いが叶ってとてもうれしそうな新郎の大門さんです。とはいうものの当日の気温はマイナス10.6度。新婦の友さんは全身に保温効果のあるワセリンを塗って挙式に臨みました。
友さんは「一生に一度の結婚式を未知の世界で雪の中ですることができて嬉しい」と話していましたが、率直な感想を聞くと「サムイ！」と二人口を揃えました。
式が終わる頃には２人の唇は真っ青でしたが、寒さも吹き飛ぶような熱いキスで幸せそうでした。