※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

今お買い得の野菜や米などの価格の見通しなどを取材してきました。

山城アナリポート「こちらのスーパーでもたまごが税込み280円、5キロのお米が4000円越えと高値傾向が続いています」

ユニオンでは企業努力で市場価格より抑えて販売しているといいますがそれでも値上げの波が押し寄せています。

野嵩商会販促部の國場佑己さんは、コメについては「備蓄米の放出が予定されていますが、安いお米が市場に出回る期間は限られている。長期的には価格が下がる要因にはならず上昇していくのではないか」と話し、次にたまごについては「飼料価格の高騰や鳥インフルエンザの影響を受けており、今後も価格の高止まりが予想され、安定して下がる要因は少ないのではないか」と話し、そして野菜については「(野菜の値段は)上がっています。天候次第で価格の変動が起きているので温度が上がりすぎると野菜の成長障害が起きて、品質の低下などが見られて価格が上がってくる」と話しています。

そんな中今、お買い得なのは〝トマト〟だそうです。

野嵩商会・國場佑己さん「一時期は597円で販売していたのが市場に出回ってきた今は397円。おいしいトマトは、裏のスターマークがはっきりしていると濃くてあまい!」

山城アナリポート「旬野菜=安いというイメージではなくなってきている今、カット野菜や冷凍野菜などの売れ行きが好調だそうです」

野菜を切る手間がかからず、通年通して価格が安定していることから需要が伸びているそうですが、気になるのは栄養価です。

野嵩商会の國場佑己さんによると「普段使っている野菜と同じく栄養価も十分高いです」と話しています。

この時期だからこそお財布にやさしく手軽に使える、こうした野菜を取り入れるのもいいかもしれません。また、あすから寒が戻るといいますが気温差が野菜の価格に影響を与えることはあるのでしょうか?

野嵩商会・國場佑己さん「気温が下がってくると野菜の成長速度が遅くなってしまうので、市場に出回るのが少なくなるので。野菜の価格も高騰してくると予測される。気温が低い状態が続くとそういった状態が起きることもある」

カット野菜や冷凍野菜を安定した値段で買えるのは便利ですね。鮮度や栄養価は変わらないということなので、この高騰時期を乗り切っていきたいですね。