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女子ハンドボールの話題です。女子リーグの「リーグH」5位のラティーダ琉球は、先週、ホームで首位のブルーサクヤ鹿児島と対戦。両チームともに、県出身の選手が所属してチームをけん引しました。

ラティーダ琉球を引っ張るのは、この日の試合までに101点を挙げ得点ランキング1位の喜納歩菜(きな・あゆな)。

女子ハンドボール ラティーダが金城ありさ擁する鹿児島と対戦

喜納歩菜選手「みんなのおかげで、得点は獲らせてもらってるんですけど、その分課題も多くあるので、それを克服しつつチームの勝利のために体を張ってプレーしていきたいと思います」

対戦相手のブルーサクヤ鹿児島には、金城ありさ(きんじょう・ありさ)が在籍。小、中と沖縄でハンドボール始め、素早い腕の振りからの強烈なシュートを武器に、日本代表「おりひめジャパン」に選出されました。

金城ありさ選手「チームで求められている事と代表で求められている事は多少違ってくるので、その中で自分自身どこまで出せるかが今後に繋がってくるので、自分自身の持ち味をどんどん生かしていきたいと思っています」

女子ハンドボール ラティーダが金城ありさ擁する鹿児島と対戦

名護で行われた試合では、鹿児島の金城が開始12分、味方からパスをもらうと素早いシュートで琉球との点差を広げます。

一方、ラティーダ琉球の喜納は、前半21分。大島ひなた(おおしま・ひなた)のパスをスカイプレーで豪快なシュートをゴールに打ち込みますが、前半は19対13と琉球・6点ビハインドで終えます。

後半になると琉球は、新加入の西田瑞歩(にしだ・みずほ)の速攻で3点差まで追いつきます。しかし、その1分後、金城が強烈なシュートを放ち琉球の勢いを止めます。

女子ハンドボール ラティーダが金城ありさ擁する鹿児島と対戦

その後も金城は、次々とシュートを放ち鹿児島をけん引。試合は、30対22で鹿児島が首位の貫録を見せつけました。

喜納歩菜選手「ありささんは、シュートの確率とかシュートのタイミング一つもあるし、スピードとかは自分はぜってい出来ないと思うのですごいなと思いました」

金城ありさ選手「とりあえず勝利出来たことに一安心しています。今回の沖縄で試合できたこと、すごくうれしく思うし、これから自分自身もホームは鹿児島ですけど沖縄のハンドボール界も盛り上げていきたいので、共に頑張っていきましょう」

女子ハンドボール ラティーダが金城ありさ擁する鹿児島と対戦

ラティーダはこの鹿児島との試合前まで5連勝を飾っていました。昨日も敗れ連敗となりましたが依然プレーオフ圏内の5位に入っています。去年11チーム中9位だったラティーダが今シーズン上位争いに食い込めるか、試合の結果をまたお伝えします。