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インフルエンザの患者が先週に比べ急に増え,県は19日この冬全国で初めて、インフルエンザ流行警報を発表しました。
県福祉保健部によりますと、県内58カ所の医療機関で調査した1機関あたりの患者数が前の週の25.9人から55.26人と倍増しました。これは、2009年12月に新型インフルエンザが流行した時の54.88人を上回っているということです。
保健所別に見ると、中央保健所と南部保健所が80人以上と最も多く、学校などで学級閉鎖も発生しています。県や医療機関では、手洗い、うがいの徹底と、マスクを着用して感染を予防することや、インフルエンザのような症状が出た場合は、感染を広げないよう外出を控え、早めに、かかりつけ医に受診することなどを呼びかけています。
また、インフルエンザにかかり回復した際、治癒証明書の取得のために救急医療を受診する人が増えているということで、県では、救急医療の負担軽減のために、治癒証明書の取得を控えてほしいと話しています。