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大規模災害などに派遣される自衛隊の活動などについて説明するセミナーが、2025年2月26日に、石垣市で開かれました。

「防衛セミナー」は、自衛隊の活動や役割、防衛政策について多くの人に説明するもので、今回、石垣駐屯地の開設に伴い沖縄防衛局が石垣市で初めて開きました。

セミナーでは、自衛隊で統合幕僚長を務めた山崎幸二さんが、大規模災害が発生した場合の自衛隊による災害派遣の仕組みや事例を紹介し、石垣駐屯地の開設が迅速な対応につながると強調して、自衛隊活動への理解を求めました。また、パネルディスカッションでは、石垣市長や災害対応の専門家が災害発生時での地域住民の行動についてそれぞれの立場から意見を述べました。

そのなかで、減災と男女共同参画研修推進センターの浅野幸子さんは、東日本大震災の事例を紹介し、平日の昼間、地域にいる人たちによる防災訓練の重要性を強調していました。