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沖縄市のグループホームを運営する会社が給付金を不正に受け取っていたとして県は障害福祉サービス事業者の指定を取り消すと発表しました。

指定の取り消しを受けたのは、沖縄市のグループホーム「奏・GH TAKE 1」の運営会社、「奏コンサルティング」です。

県によりますと、「奏コンサルティング」は障害福祉サービス事業者の指定を受けた2024年9月から3カ月の間に、夜間スタッフの配置が1人だったにもかかわらず、複数名の配置があったなどとして実態と異なる過度な給付金の請求をしたとされています。

県は監査を実施し代表者の出頭を命じていましたがこれに応じなかったため、県はおととい、2025年5月31日付けで障害福祉サービス事業者の指定を取り消すと発表しました。

不正に受け取っていたとされる給付金については、関係市町村が額を精査し加算金を含めて返還請求するということです。

また、「奏コンサルティング」の関係会社の「奏ホールディングス」も北谷町のグループホームなどの委託運営で給付金を不正に受けとっていた疑いがあり、県がこれまでに監査を実施しています。

関係者によると、この会社は同様の不正請求で3150万円あまりの給付金を受けとっていたとみられています。