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LGBTQ・性的マイノリティーへの理解を深めてほしいと沖縄地区税関の職員を対象にした研修会が那覇市で行われました。
この研修会は、誰もが安心して暮らせる社会作りやLGBTQへの理解を深めてほしいと県が主催したもので、レインボーハートokinawaの竹内清文理事長を講師に迎え2024年に続き13日沖縄地区税関の職員を対象に講演を行いました。
竹内さんは、自身がゲイであることを話し、小学5年生の時に性に違和感を覚えたものの、両親に26歳までカミングアウトができなかったことなど自身の経験を語りました。
研修会では2021年の埼玉県の調査で当事者の6割以上が「自殺を考えた」と答えたことを説明し、子どもたちが抱える課題や当事者が通いやすい学校環境などについて報告しました。
レインボーハートokinawa竹内清文理事長は「今日のように研修会を行ってひとりひとりが性について正しい知識を持ったり、お互いを尊重し合ったりなっていけば救われる命はたくさんある」と伝えました。
竹内さんは講演の最後に命を守るためにも周囲の理解や相談できる環境づくりが重要だと訴えました。