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5年前のきょう、県内で初めての感染者が確認された新型コロナ。その新型コロナに関する県のコールセンターでは委託業者が県に委託料の過大請求を行っていたことが明らかになっています。その後の調査で新たに2億円あまりの過大請求が判明しました。
県が2020年2月に設置し発熱コールセンターなどの業務を委託していた日本トータルテレマーケティングは2023年度に勤務時間上乗せなどの不正を行い、約964万円の過大請求を行っていたことが2024年4月に明らかになっています。
これを受けて行われた調査では2019年度から2022年度にかけても県の業務を専任で行うべきところ、人員不足などを理由に他の自治体のコールセンター業務も行うなどし過大請求したことが新たに分かりました。
判明した過大請求の額は約2億900万円にのぼり、県は遅延損害金を含め約2億2500万円を委託業者に請求するとしています。
県保健医療介護部・糸数公部長「今回の過大請求事案は非常に残念なことであり返還額もかなり多額になったことについて衝撃を受けている」
県は委託業務に立ち入り調査を行うなどして再発防止に努めるとしています。