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沖縄のスポーツ選手の活動と思いを紹介する「アスリートフォーカス」今回は、こちらの方にお越しいただきました。自己紹介をお願いします!

西平工さん「こんにちは、バドミントンの琉球ブルファイツ代表を務めています西平工(にしひら たくみ)です。よろしくお願いします!中村)「琉球ブルファイツ」は沖縄〝初〟のバドミントンのクラブチームということですが、どんなチームですか?

西平工さん「2020年に発足され5年目をむかえるチームで現在登録選手は9名いて、沖縄出身の選手を中心に県内外の大会に出場し、沖縄から国内トップリーグ入りを目指しているチームです」

アスリートフォーカス第39回 西平工さん

そのチームの代表を務める西平さん。にこれまでの活動や今後の想いを伺っていきたいと思います。まずは西平さんの簡単なプロフィールをご紹介します。

プロフィール バドミントン 西平 工(にしひら たくみ)プロフィール

1983年生まれ(41歳)、高校時代 県高校総体(団体・個人ダブルス)優勝、社会人では結果が出ず挫折、一旦競技から離れますが31歳、バドミントンへの情熱が忘れられず現役復帰。35歳のときには全国ベスト16に入ったそうです。

アスリートフォーカス第39回 西平工さん

一旦、競技から離れたのに、どうして31歳のタイミングで復帰しようと思ったのですか?

西平工さん「バドミントンを辞め、スポーツ施設の管理業務や高齢者向けの体操トレーナーなどをやってるなか、バドミントンのコーチの依頼が増え。また競技にふれる機会がふえた。それと同時に現役復帰に」

そしてプロフィールには続きがありまして、2020年、冒頭でもご紹介しましたが『琉球ブルファイツ』を設立→県出身選手を迎え当時5人からスタート。

アスリートフォーカス第39回 西平工さん

いよいよチーム発足したわけですが、当時はどういった思いでしたか?

西平工さん「選手として全国大会に出場した際に、沖縄の選手が少ないことに寂しさを覚えた。競技の楽しさがまだたくさんあることを地元沖縄の選手に伝えたい。と思うようになった」

設立から5年目をむかえた『琉球ブルファイツ』は、現在チームの成績はいかがですか?

西平工さん「目標はリーグ1部昇格、格上との相手とも善戦し手応えを感じています。今年度は、県の総合シングルス・総合ダブルスの優勝者がチームから出て好成績が続いている」

アスリートフォーカス第39回 西平工さん

さらにチーム発足後は沖縄県内の小中高生に指導を提供するため恩納村・うるま市・糸満市にアカデミースクールを開講されたと。Q.アカデミー開講のきっかけは?

西平工さん「ブルファイツの選手・コーチが直接指導し、沖縄バドミントンの競技力向上をめざしています」

2023年3月「琉球クラブカップ」を企画・運営こちらはどんなイベントなんですか?

西平工さん「日本トップリーグ、SJリーグ所属のトップチームが参戦し、国内でも珍しい賞金がかかった大会になってます。沖縄県内でバドミントン競技を活動する小中高生に、日本トップレベルの選手のプレーを間近で見てもらいたいと思い開催しました」

アスリートフォーカス第39回 西平工さん

生でトップ選手のプレーが見られるのは、子どもたちにも刺激になりますね。この「琉球クラブカップ」は今年も行なわれるんですよね?

西平工さん「はい。第3回琉球クラブカップ、観戦無料2025年3月7日から3月9日、場所、西崎総合体育館(糸満市)です。ぜひ、こどもたちに足を運んで頂き、日本トップの技術、スピード、パワーを駆使したプレーを肌で感じて頂けたらと思います」

お話をうかがっていますと、チームを一から立ち上げた代表、そして若い世代へのアカデミースクールのコーチ、全国レベルを体験できるイベント運営までと、沖縄のバドミントン界を盛り上げてらっしゃいますね。

アスリートフォーカス第39回 西平工さん

西平工さん「発足当初は、競技の楽しさを伝えたかっただけだったが、最近はスポーツ選手のセカンドキャリアを考えるようになった〝スポーツしかしていないから〟と将来の仕事への可能性を閉じてしまうのはもったいない。その取り組みとして私たちが主催しているアカデミー、イベントなどをアカデミーの卒業生(大学生)が主体となって運営することをやっていきたい」

西平さんの詳しい情報は所属している沖縄スポーツマネジメントのホームページをご覧下さい。また沖縄スポーツマネジメントの活動が見られる沖スポチャンネルもチェックしてみて下さい。

ここまで琉球ブルファイツ代表、西平工(たくみ)さんにお話を伺いました。ありがとうございました。

西平 工 | 株式会社沖縄スポーツマネジメント|沖スポ