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県立芸術大学の学生たちが制作した絵画や彫刻など、様々な分野の芸術作品を一堂に集めた展覧会が2025年2月12日から始まりました。会場には、県立芸術大学と大学院を今年度卒業する学生ら84人が手がけた94点の作品が並びました。
絵画・デザイン・工芸・彫刻など学生たちが1年かけて制作した幅広いジャンルの芸術作品を見ることができます。
県外出身の学生が沖縄で見たものにインスピレーションを受けて制作した絵画作品は、縦1.8m・横2.2mで夜の海をあたたかな色合いで描いています。
県立芸術大学岡田絵汀さん「(夜の)冷たくて寒い印象からあたたかいものを感じ取ってくれたらいいと思う」
また、学生が糸を染めるところから手がけた琉装は、大学に咲いていた月桃の花をイメージしていて細部の模様にもこだわりました。
県立芸術大学石川友紀子さん「(色で)優しい雰囲気を表現できればいいと思って制作したので、見た方の心の癒しになればいいなと思っています」
会場には朝から多くの人が訪れ、学生たちの集大成を間近で鑑賞していました。展覧会は県立博物館・美術館で2月16日まで開催されています。