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自転車競技・ロードレースの話題です。先月、北中城村で「新春ロードレース大会」が開かれ、去年日本一に輝いた小学生レーサーも出場しました。

午前6時。

本村慎梧選手「おはようございます!」「今日のコンディションは、まぁまぁです。」

12歳の小学生レーサー・本村槙梧選手。去年8月のシマノ鈴鹿ロードで優勝し、見事日本一に輝きました。

小学校生活も残り2カ月、今は先を見据えて中学生クラスで大会に出場しています。

夢に向かって駆け抜ける12歳

本村慎梧選手「ライバル、戦える人が中学生にいるので。今日のポイントは グニャッとなっているカーブがある。そこをなるべく曲がらずにどういけるか」

この日は自動車学校の教習所を走る周回コース。途中にある急カーブでいかにスピードを落とさずに回れるかが勝負のポイントです。

本村慎梧選手「なるべく先頭にいてあまり後ろに下がり過ぎず、自分から攻撃していくレースプランで考えている。コーナーリングの立ち上がりを意識した」

夢に向かって駆け抜ける12歳

一般の選手たちに混じってスタートした本村選手は中学生クラスで優勝!自転車を見てみるとある文字が。

本村慎梧選手「行け!槙吾!諦めるなと書いています。諦めることが一番ダメだと思う。この文字を見て頑張ろうと思っている」

自らを鼓舞し、競技を続ける本村選手。3歳の時、今は亡き祖父・ちょうぞうさんが買ってくれたのが自転車との出会いでした。

夢に向かって駆け抜ける12歳

本村慎梧選手「初めて自転車に乗ったのは3歳の時です。自転車楽しいなと思って。スピードが出るところ、スリルがあって楽しいです」

自転車の楽しさを知り、小学4年生で始めた競技。今は大きな夢を抱いています。

本村慎梧選手「世界で活躍できる自転車選手になりたいです。その時には20代なので、(子ども達に)こんなに楽しいんだぞというのを教えたい」

夢に向かって駆け抜ける12歳

「世界で活躍して自転車の楽しさを伝える」夢に向かう本村選手の挑戦は続きます。

来月、熊本で開催される九州大会で15位以内に入ると全日本選手権への出場資格が得られるという事で、トレーニングに励んでいるという事でした。4月から中学生になる本村選手。次のステージでの活躍も期待しています。