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保存公開にむけて調査をすすめている第32軍司令部壕。県は今回、第1坑口で新たに確認された坑道内の床板などを報道陣に公開しました。

首里城の地下にある「第32軍司令部壕」は沖縄戦当時、旧日本軍が指揮の中心を担った場所です。

県は、2024年度の調査で第一坑口から多数の床板が発見したことを発表。今回、報道陣に向けて調査で新たに見つかった床板や坑木などを公開しました。

調査では、地表からおよそ6メートル掘り進めた第1坑口で、12枚以上の床板や柱の役割を担う坑木を4本確認しました。

また、今回の発表では2023年度に見つかっていた坑木を周辺に柱が一定箇所に集まっていることをふまえ、坑道の内側と外側を明確に判断することができたということです。