※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
県が保存公開に向け調査などを進めている第32軍司令部壕について2025年、場所を特定した第1坑口で新たに床板などを発見ことを明らかにしました。
首里城の地下にある「第32軍司令部壕」は80年前の沖縄戦で旧日本軍の指揮の中心となった場所で、現在、県が保存公開に向けた取り組みなどを進めていて2025年、第1坑口の場所が特定したと発表しました。
県は、第1坑口の調査を続けていましたが、2024年度の調査では、2023年度の調査で見つかった床面に多数の床板が敷き詰められていたことなどを確認できたということです。
これらはアメリカ軍による調査や過去の調査で確認されていなかったものだということです。
玉城知事は「32軍司令部壕の保存公開、そしてそのいわゆる戦争の当時の状況を追体験といいますか、教育としてしっかりと学べるようなそういうことも合わせて、今後取り組みを進めていくものというように考えております」と答えました。
県は今後、保存公開に向けた検討委員会の中でこれらの調査結果をふまえ2024年度内に保存公開の基本計画を策定するとしています。