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100回目を迎えた・バスケットボール天皇杯初のタイトルを目指す琉球ゴールデンキングスはきのうセミファイナルに挑み、中地区首位の三遠と対戦しました。

キングスセミファイナルの対戦相手、中地区1位の三遠ネオフェニックスはリーグ15連勝中。1試合の平均得点は92.8とBリーグ全体でトップです。

キングスはおととし・去年と決勝で涙をのんでいて、初の日本一に向け、3度目の正直を狙います。また、桶谷大ヘッドコーチは体調不良のため、佐々宣央アソシエイトヘッドコーチが指揮を執りました。

強力なオフェンスを誇る三遠を相手にキングスが流れをつかむキーポイントは、「リバウンド」 ジャック・クーリーを中心に、気迫のこもったプレーでボールを渡しません。

攻撃では、ヴィック・ローの3ポイント(キングス13点目)高い集中力で第1Q、良いスタートダッシュを切ります。しかし、その後は三遠の激しいディフェンスに苦しみます。

第2Q、第3Qと攻撃の糸口が見いだせない時間帯が続き、得点が止まると、三遠がインサイドから、そしてアウトサイドから(三遠50点目)強度の高いオフェンスで本領を発揮し、最大13点差をつけられます。

それでもキングスの選手たちに焦りはありませんでした。我慢してシュートを打ち続け、本来の攻撃を取り戻すと、ヴィック・ロー(56点目)の3ポイントで逆転に成功します。

流れが傾いてきたキングスは、ケヴェ・アルマが決死のリバウンドでボールを渡さず、(残り52.2秒)2点リード(59-57)で最終第4Qに入ります。

ヴィック・ローは第4Qも沖縄アリーナのファンの心をつかむ3ポイントシュート(キングス69点目)。三遠に対し、徐々にリードを広げます。

強いキャプテンシーでチームをけん引したヴィック・ローはこの日31得点の活躍。(73点目)そして、

試合終了のブザー

一発勝負の厳しい試合を勝ち抜き、3年連続で決勝に進出。初のタイトルに、あと一勝としました。

琉球ゴールデンキングス 佐々宜央アソシエイトヘッドコーチ「桶さんやったよー!」

琉球ゴールデンキングス 岸本隆一「きょうも本当にたくさんの応援ありがとうございました!ファイナルで必ず優勝を勝ち取って天皇杯を沖縄に持って帰って来たい。引き続き応援よろしくお願いします」

ファイナルは来月15日、東京・国立代々木競技場で中地区2位のアルバルク東京と対戦します。

15連勝中だった三遠から逆転勝ち!沖縄アリーナのファンと一体となって選手たちも尻上がりに躍動する姿があった。アルバルク東京とは先週末に対戦して、1勝1敗の五分。これまで2年連続ファイナルで敗れている、今年こそ優勝をつかんでほしい!