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インフルエンザ患者数が急増し、7日、県はインフルエンザ流行注意報を発表しました。

県福祉保健部によりますと、県内58カ所の医療機関で年末年始にインフルエンザの陽性反応が確認された患者の数は、1カ所あたり9.17人で、前の週から3倍に増え532人に上ったため、県は7日、インフルエンザ流行注意報を発表しました。

このうち1医療機関あたりの患者の数は、南部保健所管内が17.22人と最も多く、次いで中央保健所管内の15.47人となり、本島南部地区で急増しています。

今回の流行は、2010年10月ごろまで季節性の「A香港型」が多く見られましたが、2010年12月に入ってからは、サンプル検査のほとんどから、新型のインフルエンザウィルスが検出されているということです。

インフルエンザ対策は手洗い、うがいの徹底です。去年の大流行も経験していますから、症状が出た場合はあわてずに、まずはかかりつけの病院で受診し、マスクをして外出を控えるなど対策が大事になります。