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植物のアダンから作る筆を使った新年恒例の書き初め会が那覇市で開かれました。県立博物館美術館の中庭で開かれた書き初め会には、家族連れなどおよそ50人が参加しました。
参加者は、はじめにアダンを使って筆作りから挑戦です。途中、小雨が降り冷たい風が吹くあいにくの天候のなか水につけてやわらかくなったアダンの枝先を石で叩き講師の指導を受けながら筆先を整えて完成です。
そのあと近くの広場に場所を移し用意された幅およそ1メートル、長さ20メートルの白い台紙の上に講師が藁で作った大筆で筆入れをしました。そして子どもたちが、作りたてのアダンの筆でことしの干支「うさぎ」や「てぃだ」など思い思いに書き込んでいました。
書き初めは館内に展示されるということです。