※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
沖縄防衛局は、週内にも作業に着手する構えです。辺野古新基地建設で、大浦湾に20日までに、地盤を固める工事を行う作業船が到着ました。
政府は辺野古新基地建設で、大浦湾の軟弱地盤を固めるため、およそ7万本の砂のくいを打ち込む計画で、作業に使われるとみられる大型船が1月20日までに大浦湾に到着しました。政府関係者によりますと、週内にも「くい打ち工事」に着手する見通しだということです。
軟弱地盤を固める作業など大浦湾側の工事について国が県に代わって工事を承認する代執行をして、去年1月から強行、1月には、軟弱地盤を固める工事の開始を発表していました。
大浦湾側の工事を巡っては、県が工事を不承認にした判断の効力回復を求めた裁判で、最高裁が1月16日、県の上告を受理しないと判断し敗訴が確定、新基地建設を巡る県と国の訴訟は、すべて終結しました。
玉城知事はコメントで、「新基地建設に反対する立場はいささかも変わらない」とし、引き続き、国に対話による解決を求める姿勢を強調しました。