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先日の日曜日に本部町の水納島で、全島民参加の運動会が行われました。その運動会に島民を驚かせる、サプライズがありました。そのサプライズとは・・・・。

本部町水納島,瀬底島と伊江島の間にある島民45人の小さな島です。この日は水納小中学校の運動会。生徒数は、中学生1人に小学生4人と小さな学校のため職員や全島民が参加しての大運動会です。

本来は、島外に住む出身者で運動会は盛り上がっていましたが台風の影響で参加者が少なく,それでも普段から交流のある、瀬底小中学校の生徒や島を訪れた観光客などが参加して、いつに無く多い盛りあがりました。

島袋校長「サプライズが予定されています。会場の皆さん船の時間の許す限りご観覧頂ければありがたいです。」

運動会の開会式で校長先生が言ったサプライズが  !!!  サプライズは、本部町出身者らが「島の子供達に他の文化を触れさせたい」と知人を通して声をかけたところ、那覇市の久茂地盛鶴保存会と銘刈青年会が快く引受け、総勢40人が旗頭やエイサーを披露しました。

平良県議「大事な旗頭を那覇からわざわざ水納島に、持ってきてもらってですね。」

「縁起物ですから、島の方々がこれからも元気で居てくれれば、久茂地青年会も嬉しいと思いますので、本当に今日は、有難いと思っています。」

今回島に持ってきた旗頭は、久茂地盛鶴保存会の二番旗地域以外に旗頭を持ち出すのはめったになく、保存会も離島への遠征は初めてだそうです。

久茂地盛鶴保存会青年部会長・阿嘉宗勝さん「初めての事なので、嬉しいと言うかこう言ううちらの文化を伝える、披露する事が出来て嬉しいですね。」

演舞を終えた直後には、運動会参加者に高さ8メートル重さ50キロの旗頭を持ってもらい、伝統文化の重みを実感していました。

女の子「思ったより重くてびっくりしました。」

屋冨祖涼くん(中3)「(旗頭が)凄かったです、重たかったです。いゃー予想以上に大きくてびっくりしました今までで、初めてでとても嬉しくて、有難う御座いました。」

おばぁー「感動しました、感動しました胸いっぱい、何十年振りね。」

島で見る事が出来ない伝統文化に、島民は興味心身。「この機会に交流が持てたら」と話す青年会、小さな島に交流の輪が広がる一日でした。