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２０２４年１１月、那覇市の学校施設のガラスを割って建物に侵入したとして書類送検されていたアメリカ海兵隊員の男が、２０２４年１２月末に、別の器物損壊事件で逮捕されていたことがわかりました。
この事件は、２０２４年１１月２日那覇市泊にある学校施設で、入口のドアのガラスを素手や足で割るなどし、施設内に侵入した疑いでキャンプキンザー所属のアメリカ海兵隊・上等兵の男が書類送検されたものです。
当時、この上等兵は酒に酔っていたとみられ、けがをしてアメリカ軍内の病院に搬送されたため逮捕されていませんでした。関係者などによりますと、この上等兵は２０２４年１２月２９日の午前４時すぎ、那覇市松山の路上でも駐車していた車のワイパーを折って壊した疑いで現行犯逮捕されていたことが分かりました。
上等兵は、学校施設での器物損壊と建造物侵入の罪で２０２４年１２月２５日に略式起訴されていて、それから４日後に新たに事件をおこした形です。
アメリカ軍は、相次ぐ軍関係者の事件を受け２０２４年１０月から、在日する全ての軍人に対し午前１時から５時までは、公然の飲酒と飲酒施設への立ち入りを禁止する外出規制を強化していました。