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民間移譲が検討されている県立浦添看護学校の卒業生が、民間移譲に反対する2万5500人余りの署名を県議会に提出しました。
県立浦添看護学校は行政改革を目的に、民間移譲されることが提案されていて、12月県議会で継続審議されています。
21日、県議会に高嶺議長を訪ねた浦添看護学校の卒業生は、民間移譲の撤回を求める2万5576人分の署名を提出しました。卒業生たちは看護師不足は行政の課題である事を指摘するとともに、およそ75万円という民間の養成学校に比べて安い学費が多くの学生が受験する動機になっていることを強く訴えていました。
署名を提出した同窓会の菊池君子さんは「お金がなくても生活が困窮してても安心して進学が出来る、この浦添看護学校がどうしても大事なんだと。この看護学校はなんとしてでも残したいという熱い思いです」と語りました。
県議会は22日、浦添看護学校を民間移譲とするかどうかを決める「県立看護学校の設置に関する条例の廃止条例案」を審議します。