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県内の観光事業者は多様性を考え幅広い層の観光客を取り込もうと食物アレルギー対策にも力を入れています。15日、南城市のホテルではこんなイベントが開かれました。

「美味しいですか?ハイお母さんどうですか?とても美味しいです。美味しい?うん」

ずらりと並んだ美味しそうな料理ですが、乳製品や小麦、卵、ピーナッツと言った代表的なアレルゲン11品目が一切使われていません。

「誰一人取り残さないハッピークリスマス会」には県内のアレルギーの家族を持つ9組35人が参加しました。アレルギー食材を使わない調理はホテル側にとっても良い経験になったという事で定着に向けた第一歩となりました。

食物アレルギーを持つ高校生以下の子どもたちは全体の6パーセントに上るという事で、誰もが安心して旅行が出来る環境作りが急がれますね。