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辺野古新基地建設に伴うサンゴの移植が、海水温の上昇を理由に中断していた件で、沖縄防衛局は13日、工事への影響はないとの見解を示しました。

辺野古新基地建設で、沖縄防衛局は海水温や白化の進行状況を踏まえて、2024年8月下旬以降、サンゴの移植作業を中断していました。

防衛局は12月13日に開かれた環境監視委員会で、11月13日までに「海象条件なども総合的に判断した」として、移植の再開を報告しました。

防衛局担当者は委員会終了後の会見でサンゴの移植中断と工事への影響について問われ「全体の工程には大きな影響はない」などと述べました。

この日の委員会で防衛局は、埋め立てに伴う大浦湾側の護岸建設で、サンゴが着生しやすくするよう、ブロックを加工するなどして「影響を少しでも軽減するため努力する」としました。

委員からは指導・助言は出なかったということです。